外傷用軟膏剤「トフメルA(三宝製薬)」をご紹介します。ピンク色の軟膏剤が特徴で、ご愛用者も多く、スタッフの間でも一目置かれる存在です。傷ややけどの治りが早く、しかも跡が残らないと評判で、赤ちゃんのオムツかぶれ、子どものすり傷・きり傷、お母さんの手あれ、お父さんのひげそり後・かかとのひび割れ、お年寄りの床ずれ、ニキビ跡、やけどなど、まさに赤ちゃんからお年寄りまで家庭に無くてはならない常備薬として愛されています。
トフメルAに含まれる「ラノリン」という成分がこの軟膏剤の一番の特徴で、羊が皮膚と毛を守るために分泌する皮脂で、人の皮脂に近い組成でできています。古代ギリシャ時代では、ラノリンは皮膚のシワ防止剤として貴族社会の必需品として重宝されました。「羊飼いの肌は透き通るほどきれいでシワがない」ことから、「ラノリンをつけるとシワにならない」との噂が広まるほどだったのです。ラノリンは皮膚への浸透性、柔軟性に優れ、傷などに効果があることが知られており、古代ギリシャ時代には既に薬として用いられ、羊を戦場へ連れて行ったとも言われています。このようなことからラノリンは、古くから種々の医薬品や化粧品に重宝され、トフメルの効き目もこのラノリンが大きく関与していると考えられています。
トフメルA 40g 【第2類医薬品】
1,620円税込
トフメルA 15g 【第2類医薬品】
950円税込